小説むすび | 一休魔仏行

一休魔仏行

一休魔仏行

著者

朝松健

出版社

光文社

発売日

2004年7月25日 発売

神代より伝わる秘呪具“天の瓊矛”が大内裏から強奪されたのが怪異の始まりだった。局地的な大地震が起き、太陽は二つに分かれ、熱海沖には一夜にして魔神の横顔にも似た島“真仏島”が隆起する。強奪に巻き込まれ惨殺された辻君の無念を晴らすため、瓊矛奪引に立ち上がった一休宗純の前に、神、仏、魔王を超えた存在“魔仏”たらんとする六代将軍足利義教、魔少年赤松貞村、謎の神官吉田憲法らが立ちふさがる-!中世神話の異様な世界を舞台に展開する怒涛のストーリー。誰が味方かはたまた敵か?巻を措く能わざる面白さ、ここに極まる。

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