小説むすび | 狙撃者

狙撃者

狙撃者

出版社

光文社

発売日

1990年3月1日 発売

山口組4代目が竹中正久に決まると、不満分子が一和会を結成し、狙撃班を編成したのは周知のとおり。風屋健三にも拳銃が渡された。全身が慄いた。当日から竹中組長を追う。ところが、別の狙撃隊が先に組長を斃したのだ。風屋は獣のように吠え、泣き喚いた。この表題作を含めた7編で、著者はアウトローの心理と行動に肉迫する。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP