小説むすび | 介錯人

介錯人

介錯人

著者

郡順史

出版社

光文社

発売日

1991年4月1日 発売

不幸は突然、襲ってきた。藩内で陽明学を講ずる門出転に幕府から苛酷な罪科が下されたのである。「切腹」。この学問は国禁とされていた。愛弟子・和三郎の動揺は激しかった。「師の大恩に報いるには自ら介錯人を務めること」と申し出た。師を送る日が迫る。和三郎は“失敗”の夢にうなされた。さて当日は…?。武士道小説の名手が織りなす美しくも悲しい9編の宿命絵巻。

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