小説むすび | セリヌンティウスの舟

セリヌンティウスの舟

セリヌンティウスの舟

出版社

光文社

発売日

2008年5月20日 発売

大時化の海の遭難事故によって、信頼の強い絆で結ばれた六人の仲間。そのなかの一人、米村美月が、青酸カリを呷って自殺した。遺された五人は、彼女の自殺に不自然な点を見つけ、美月の死に隠された謎について、推理を始める。お互いを信じること、信じ抜くことを、たったひとつのルールとしてー。メロスの友の懊悩を描く、美しき「本格」の論理。

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