小説むすび | 青玉の笛

青玉の笛

青玉の笛

出版社

光文社

発売日

2016年4月12日 発売

佐七と彦次郎はお紀勢を争っていたが、彦次郎が行方不明となり、佐七とお紀勢が結婚する。ある日、二人に生まれた子の修平が誘拐され、すぐ戻ってくる事件が起きる。その日から夫婦の間に見えない亀裂が…(表題作)。欲に流される者、人生を立て直そうと必死にあがく者。心根を惑わす骨董品をめぐり、深く哀しい人間の“業”を静謐に味わい深く描く、珠玉の短編集。

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