小説むすび | 北の旅殺意の雫石

北の旅殺意の雫石

北の旅殺意の雫石

出版社

祥伝社

発売日

1988年2月1日 発売

紅葉に彩られた10月の昼下がり、岩手県雫石川の河畔で横浜在住の藤本昌代(29)の死体が発見され、現場に遺された薬物混入のワインボトル、ダイイングメッセージなどから殺人と断定された。昌代の妹亜紀は6年余りも消息不明だった姉の悲劇的な最期を見、ルポライター浦上伸介とともに犯人追及を開始した。やがて昌代の元愛人牧内満広が浮かび上がった。だが、事件解決を目前に四国吉野川で女性死体が発見され、その犯人として牧内は逮捕され殺人を自白した。しかも犯行は昌代の死亡推定時と同日同時刻と証明されたのである…。当代一のアリバイ崩しの名手が、大胆な着想と緻密な構成で贈る本格推理の傑作!

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