小説むすび | ベルリンブルーの夜

ベルリンブルーの夜

ベルリンブルーの夜

著者

菊村到

出版社

祥伝社

発売日

1987年11月1日 発売

2年前に家を出奔し、都会の夜に蠢いていた青年利根洋二は、ある日、父がバーのホステスと投宿した熱海の旅館で、客死したことを知った。死因は中高年を突然襲うというポックリ病であった。「あの父が…」死因に疑惑を抱いた洋二は真相を探るべく、さっそく調査を開始した。やがて浮かび上がる、死ぬ直前の父の不審な行動。そして仕掛けられた恐るべき罠に気づく洋二だったが…。大都会の孤独と若者の虚無を描いた傑作長編ハードボイルド!

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