小説むすび | 遺された指輪

遺された指輪

遺された指輪

出版社

祥伝社

発売日

1992年6月1日 発売

10年ぶりに再会し一夜を共にした湯川が、別府湾で投身自殺した。二度と離れないと決意した美央に遺されたのは、真珠の指輪だった。なぜ彼は自殺を?指輪は誰の物なのか?美央は、湯川との別れの原因となった支店長夫人令子を訪ねたが…。一途に一人の男を愛しつづける女と、妖しく奔放な性を生きる女。安芸の宮島を舞台に、対照的な二人の女の生き方をサスペンス豊かに描く書下ろし野心作。

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