St.ルーピーズ
聖央大学の超常現象研究サークル「Spiritual Lovers & Searchers」に入会を希望した理工学部応用物理学科のビンボー1年生・二神雫。「SL&S」はおばかなイケメン会長・綾崎航太のせいで、“St.ルーピーズ・サナトリウム(聖なる愚か者の療養所)”と呼ばれ学内で敬遠されていた。だが、No.2の榊智久、航太に想いを寄せる美女・中務花蓮を含め全員が日本を代表する企業の子息、令嬢で超セレブだった。試用期間の課題としてトンネルに現れた幽霊の謎を解明することになった雫は、「ここに幽霊はいません」ときっぱり。実は雫には、幽霊が視える能力が…。