大反撃・連合艦隊「ガ島」奪回大作戦(3)
難攻不落のガダルカナル島奪回を目指す連合艦隊・山本長官は、戦艦「金剛」「榛名」率いる艇身攻撃隊にヘンダーソン飛行場を艦砲撃させ、さらに「長門」「陸奥」率いる制圧攻撃隊を浅深度のシーラーク海峡へ出撃させ、米国巡洋艦隊を撃破することに成功した。しかし、国力で勝る米国は、いまだにガ島を死守しており、上陸して占領することはかなわなかった。そこで山本長官は、連合艦隊旗である戦艦「大和」に座乗、自らガ島制圧に乗り出すことを決意した!「大和」「武蔵」を先頭に、いよいよ最終決戦のときが迫る。
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昭和十七年十月十一日午前三時半、ガダルカナル島奪回の大作戦が開始されようとしていた。「ルンガ飛行場を破壊しないことには、太平洋戦争の敗北は確実になる」と考える山本五十六長官だが、しかし、ミッドウェイの海戦以来、日本海軍は敗戦が続き航空戦力が消耗しきっていた。そこで、山本は、戦艦による艦砲射撃でルンガ飛行場を破壊するという乾坤一擲の大博打を決意。この特攻任務に栗田少将率いる挺身攻撃隊の戦艦金剛と榛名がソロモン海へ出撃する。 1999/08/15 発売
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戦艦長門と陸奥、ガ島に向けて出撃!!金剛、比叡の戦艦による史上初の飛行場艦砲爆撃にもかかわらず、ヘンダーソン飛行場は日に日に拡大されていた。日米の工業力の差が、ここにも現れていたのだ。ソロモン諸島唯一の飛行場を持つガ島を巡る攻防は、日増しに激しさを加えていった。山本五十六長官は、何としてもガ島奪回をはかるべく、まず重巡鳥海を旗艦とする第八艦隊に再度の飛行場砲爆を命じる。さらに、戦艦長門と陸奥率いる制圧攻撃隊が、ガ島に向け勇躍出撃するが、目指すシーラーク海峡は大型船舶の航行を阻む浅深度の海域だった。 1999/10/25 発売