小説むすび | 奈良橿原殺人物語

奈良橿原殺人物語

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発売日

2006年9月5日 発売

橿原市近郊の伝建地区・今井町の「今井まちなみ交流センター・華甍」につとめる青垣万穂は、奇妙な手紙を受け取る。新聞の活字を切り張りしたそれには、意味不明の文章がつづられていた。偶然町へ調査に来ていた伝建地区調査員の竹之内春彦に相談したところ、彼は簡単に隠されていた意味を読み解いた。それによると、今井町の旧家である青菅家への招待状だという。半信半疑で青菅家へ出かけた万穂たちだが、そこで彼らが見つけたものは、周囲を金屏風とクチナシの花に飾られた女性の全裸死体だった-。

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