余命半年と宣告されたので、死ぬ気で『光魔法』を覚えて呪いを解こうと思います。3 〜呪われ王子のやり治し〜
地殻変動によって学園の一角に突如として出現した未踏の遺跡へと続く大穴。調査中にもかかわらず、仕組まれたかのように内部の見学を許されたカルスはそこで五百年前に滅んだはずの最悪の化物、魔の者と遭遇する。仲間達とともに死闘を繰り広げる中、次元魔法によって地下奥深くへ飛ばされ仲間とはぐれてしまったカルスだが、そこで眠る伝説の白竜との出会いによって物語は一気に加速するー。『呪いはただの闇の魔力ではない。闇の神マヌシアが施したものだ』明かされることのなかった歴史の真実に触れたとき、カルスは新たな光を手にし…呪いと祝福に包まれた少年が歩む優しい英雄譚3弾!
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「このままではもって半年でしょう」その日、生まれつき『呪い』を左胸に宿す第三王子カルスは、十歳にして余命を宣告された。目前に迫る死に絶望する彼だが、賢者ゴーリィが現れたことで人生が一変する。闇を祓い、呪いを鎮めることの出来る光魔法を覚えるため、ゴーリィに弟子入りしたカルス。『祝福と呪いは表裏一体』。呪いに苦しめられた事で皮肉にも膨大な魔力という祝福を授かった彼は、常人には見えない精霊を見ることが出来るようになり、その後も目覚ましい速度で成長していきーこれは死の呪いを宿した優しい少年が、祝福に包まれて普通の生活を取り戻すまでの英雄譚。 2022/10/07 発売