小説むすび | 竜王の婚姻 黄金の獅子と白銀の狼(上)

竜王の婚姻 黄金の獅子と白銀の狼(上)

竜王の婚姻 黄金の獅子と白銀の狼(上)

出版社

MUGENUP

発売日

2024年4月26日 発売

小国の王子であるセナは、「惹香嚢」という男でも妊娠可能な特殊な臓器を体内に有している。発情期には男を惑わす魅惑的な香りを放つため、問題が起きぬよう、たった一人で牢に隔離されるという生活を送っていた。淫売と罵られ、家族にさえ顧みられないセナだったが、ある日突然父王から「お前を、レスキア皇帝に嫁がせる」と命じられてしまう。惹香嚢持ちとはいえ、男が後宮入りした例はなく、帝国への従属の証しとして嫁いでも、殺されてしまうかもしれないー。命令には逆らえず、セナは侍従一人だけを供にレスキア帝国へと向かう。そして迎えた皇帝との初夜。発情したセナが目にしたのは…。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP