雑魚寝
映画監督の一代記「映画監督放浪記」の著者、関本郁夫が贈る、最後の新刊「雑魚寝」、ついに書籍化!
昭和58年から昭和59年にスポーツニッポン新聞で連載され、当時多くの読者を魅了にした伝説のポルノ小説。
映画化不可能とされた衝撃作が、関本監督の映画人生と共に、女優たちの強さと逞しさを描く一冊として蘇る。
「最後には、どんな事があっても女は強い…」── 関本郁夫
東映、日活、東宝、松竹、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、テレビ東京、関西テレビ─── 名だたる製作会社でメガフォンを取り、映画38作、テレビドラマ100作以上を手掛けて、数多くの女優たちを演出してきた、監督・関本郁夫。その渾身の ポルノ小説。待望の書籍化!
序文:関本節炸裂の強烈な本(加藤雅也)/本文:由紀の中心部に突然、谷垣の手/“主演”獲得へ由紀、大胆な決断/をはじき返す弾力ある乳房/指の攻撃に火の戦りつが…/拒絶する由紀に突如快感が…/「おまえの体は“男殺し”や」/母の愛人に押し倒され由紀は…/由紀の処女は奪われた/“名器”の娘にしっとする絹代/私とお母さん、どっちがいい?/母のせん別…小箱の中には/由紀の双肩に会社の命運…/佐伯の布団に滑り込む芸者/“由紀に負けぬ”敵視するリエ/一糸まとわぬ“女ひょう”リエ/口汚くののしり合う女二人/「私に主役を」リエが迫る/谷垣の手がリエの花園へ…/谷垣の上でリエが“躍る”/「由紀さんとどっちがいい?」リエ/由紀と佐伯は一つになった/「欲しい!」佐伯を離さぬ由紀/悲劇…“高所”におびえる由紀/不運! 由紀骨折「代役はリエ」/“主役”に陶酔、身もだえるリエ/目を覚ますと全裸のリエが…/火の塊がリエの下半身に/由紀とリエの間に漂う緊張感/由紀「佐伯との愛は終った…」/後ろから攻める佐伯、失神リエ/豊満な裸体を紳士の前に…/父の胸の中で涙する由紀/SEXで美しく…それが女優/あとがき(関本郁夫)