冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい!(2)
元社畜の男が転生したのは、魔力量の乏しさのせいで皇帝である父から見放され、冷遇されていた第七皇子・ルクス。彼は、努力の末に手に入れた規格外の魔力で第二皇子のダストとの一騎打ちを制すると、帝位継承争いに本格的に乗り出す。そして、継承者としての資格を手に入れるために学園に通い始めることになったルクスは、クラス対抗戦でも大活躍し、徐々に頭角を現していく! だが、義兄の一人が仕組んだ罠により、彼の悪声が広まり、これまでの評価から一転、彼に継承者争い脱落の危機が迫る。そんなある日、皇帝から皇子全員に国内で暴走している巨獣を退治する命令が下される。ルクスはその依頼を達成することで、名誉挽回の一手にしようと考えるのだがーー