活字の人さらい
昭和20年代の終わり、東京・国立。テレビでは力道山が活躍し、最初のゴジラ映画が封切られた頃、愛書少年青井祐太は、テレビより映画より、本に耽溺していた。嵐のような読書欲、ふくらむ妄想。そんな祐太の家に、父親の戦友、ジョンが異様ないでたちで訪ねてきたことから、事件が次々と起こる…登場する本、100冊以上、本邦初の冒険読書小説。
昭和20年代の終わり、東京・国立。テレビでは力道山が活躍し、最初のゴジラ映画が封切られた頃、愛書少年青井祐太は、テレビより映画より、本に耽溺していた。嵐のような読書欲、ふくらむ妄想。そんな祐太の家に、父親の戦友、ジョンが異様ないでたちで訪ねてきたことから、事件が次々と起こる…登場する本、100冊以上、本邦初の冒険読書小説。