小説むすび | 友を待つ

友を待つ

友を待つ

新聞は事件を、週刊誌は人間を追いかける。取材対象者へ独特の感性で切り込み、数々のスクープを飛ばしてきた伝説の週刊誌記者が、女性宅への不法侵入と窃盗の容疑で逮捕された。窃盗容疑は否認する中、一言だけ取調中に語った「友を待つ」の真意とは何なのか? 言葉の意味と目的を調べはじめた後輩記者たちは、十年前のある官僚との因縁に原因があることに気づくーー。吉川英治文学新人賞受賞の『ミッドナイト・ジャーナル』に続く、傑作記者ミステリ。

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