34年という短い生涯に於いて、自作5編が芥川賞候補となり、直木賞の候補にも挙がった早世の天才、山川方夫。「夏の葬列」をはじめとする〈親しい友人たち〉、EQMMに掲載されたエッセイ風連作〈トコという男〉を収録。