小説むすび | 姫君の賦

姫君の賦

姫君の賦

出版社

PHP研究所

発売日

2018年12月16日 発売

徳川家康の孫娘であり、2代将軍・秀忠の娘、千姫。天下の泰平のため、幼くして豊臣秀頼のもとへ嫁いだ千姫だったが、徳川、豊臣両家の争いを止めることはできなかった。そして大坂城落城。その後も、千姫の波乱に満ちた人生は続いていく。「夫である秀頼を見捨てた」「坂崎出羽守を嫌い、一目惚れした若侍を選んだ」など、いわれなき悪名がついてまわるも、再嫁した本多忠刻の愛に包まれて穏やかな日々が訪れたかに思えたがー。時代に翻弄され、いわれなき悪名を浴びながらも凛として生きた千姫の生涯を描く。

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