小説むすび | 天離り果つる国(下)

天離り果つる国(下)

天離り果つる国(下)

出版社

PHP研究所

発売日

2020年10月12日 発売

敵は、豊臣秀吉。守れ、天空の城を! 
織田信長の後継者となるも、恋い焦がれてきたお市を手に入れることができなかった秀吉は、怒りの矛先を、お市の自害を止められなかった津田七龍太に向け、その処刑を黒田官兵衛に命じる。
一方、徳川家康の支援を仰ぐべく、真冬の立山連峰越えに挑む猛将・佐々成政の前に、囚われていたはずの内ケ嶋の姫が現われ……。
秀吉・家康らが虎視眈々と狙うなか、美しき里の平穏を願う領主・内ケ嶋氏理は、真宗勢力と手を携え、飛騨白川郷の独立をめざす。「天離る地」の小国は生き残れるのか。
戦いの時は刻々と迫っていた。押し寄せる豊臣軍を迎え撃つそのとき、驚天動地の出来事がーー。
一夜にして消えた「幻の帰雲城」をめぐる壮大なスケールの物語であり、戦国時代の飛騨に注目した傑作長編小説。

関連小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP