小説むすび | 湾岸バッド・ボ-イ・ブル-

湾岸バッド・ボ-イ・ブル-

湾岸バッド・ボ-イ・ブル-

出版社

双葉社

発売日

1988年9月1日 発売

(殺っちまったな…)それが明夫の感想だった。しゃべったこともない男なのだ。関係があるのは、競りあっている最中だけだ。あの夜、奴は殺る気で向かってきた。だから明夫も殺る気で応じた。殺る気と殺る気がぶつかりあえば人が死ぬ。あたりまえのことだ。あたりまえのことに、いちいち罪の意識など感じてはいられない。それに、しょせんはゲーム…。街で暴走族にレースを挑まれた、そして、相手に事故をおこさせた、ただそれだけのことだ。よくあることさ。が、原因は美緒子だ-第9回「小説推理」新人賞を高い評価で獲得した、23歳!俊英のデビュー。

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