小説むすび | 密封法廷

密封法廷

密封法廷

出版社

双葉社

発売日

1993年4月25日 発売

新興宗教団体「闇の光」の狂信者立花冽子は兄弟と共謀し内縁の夫を“悪魔祓い”儀式の生贄にする。逮捕された彼女らは長期懲役の判決を受ける。しかし、それを不服とする三人は護送車から脱走、琵琶湖の遊覧船ミシガン号を乗っ取って、船上での“やりなおし裁判”を要求する。応じなければ五分間に一人ずつ乗客を射殺するという脅迫に、赤かぶ検事は決死の覚悟を決めるが…。

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