小説むすび | 遠い灯(あかり)

遠い灯(あかり)

遠い灯(あかり)

出版社

双葉社

発売日

1994年11月15日 発売

四国の寺に生まれた光真は、既に三歳にして死を事実として認識していた。また育った時代も特異なものだった。就学前は戦前、小・中学校は戦中、高校・大学は戦後と大波に翻弄され通す。そしてその度に常識が価値観がクルクル入れ替る。そんな中で恋を求め主義を求め生きる光真の姿を詩情高く謳いあげた注目の問題作。

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