小説むすび | 焼餃子

焼餃子

焼餃子

出版社

双葉社

発売日

2020年10月22日 発売

国民的グルメはどうやって生まれたのか!?

その起源が、いま明らかになる。

前代未聞、熱々の大河ロマン小説!



第一部 餃子の女神降臨

首相暗殺に失敗した陸軍中尉のグンゾーは朝鮮半島にひん死の状態で流され、焼餃子を食べて生き長らえた。未体験の幸福感と美味ーーこの究極の食べ物を世に広めるのが新たな使命だと気づいたグンゾーは旅に出る。マンドゥ、蒸餃子、ボーズなど様々な餃子に中国大陸で出会い、仲間も増えていく。



第二部 戦後の餃子戦争

戦後、日本に帰還した仲間達は散り散りになるが、それぞれの究極を目指して餃子屋を開く。町中華の来香園、チェーン展開のミロク亭とシベリア食堂。戦後復興のさなか、三つ巴の熱き戦いが始まる。究極の餃子の秘密を綴ったグンゾーの手帳はどこへ消えたのか。そして、鍵を握るのは冷凍餃子ーー。

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