ハリボテ聖女は幼女になり、愛の重い神様と追放ライフを満喫する
異世界転移の過去を持つ筆頭聖女・シャーレーンは、その強力な異能で初代筆頭聖女以来の『神に寵愛されし聖女』と国民に慕われ、王太子とも婚約中。だがその経歴は、実は全て真っ赤な嘘!その正体は、歓楽街の娼婦と闇薬師の子に生まれ、教会に売られた“がらっぱち娘”だった。嘘の“ハリボテ”を次席聖女ルルミヤに暴かれ「婚約破棄」の上に冤罪の淫行で囚われたその夜、シャーレーンは何者かに惨殺されてしまう。「助けて、神サマ!」目が覚めると、シャーレーンは見知らぬ部屋で妖艶な黒髪の美青年に微笑みかけられていた。「俺を覚えていないのか?何度も共に夜を過ごしたのに」「…もしかして、神サマ?」さらに、シャーレーンの身体は、なぜか幼女になっていて…!『ハリボテ聖女』が蛇神様に溺愛されながら自由に生きる道を見つける、人生やり直しラブ・ファンタジー。