魅惑の王子と魅了の効かない伯爵令嬢の契約結婚
伯爵を伯父に持つサンドラは、王城で使用人として働いていた。ある日、熱中症で倒れている騎士の青年を介抱したサンドラは、後日、離宮から呼び出しを受ける。そこで待っていたのは、サンドラが介抱した騎士の青年こと、魅了の力に悩む第二王子・パーシヴァルだった。魅了が効かないサンドラに驚くパーシヴァル。サンドラは、自身の出身地、エドモンズ伯爵領の『伯爵領で暮らす男性は皆マッチョになる』という特殊な事情が原因ではないかと告げる。それを知ったパーシヴァルは、サンドラに契約結婚を申し込むがーー!?
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第二王子パーシヴァルと契約結婚の末、両想いになったサンドラは、穏やかな新婚生活を送っていた。そんなある日、二人は隣国で毎年行われている式典に、新婚旅行を兼ねて出席することに。 隣国は建国時に尽力してくれた妖精を崇拝していて、毎年式典では、妖精が眠っているという石碑が公開される。ところが、式典の途中に石碑が割れ、眠っていた妖精が目覚めてしまう。 しかも、その妖精はサンドラのことを「女王陛下」と呼んできてーー!? 妖精の発言で、サンドラを巡って揺れる両国。両想いなのに、まさかの離婚危機!? 2025/02/10 発売