小説むすび | 猫女

猫女

猫女

出版社

双葉社

発売日

1990年7月1日 発売

音澄陶磁の御曹子・忠行の結婚披露宴にどこからか忍びこんだ黒猫が、卓上に飛び乗り不気味な鳴き声をあげた。その騒ぎで祖父であり会長の甲六はショック死、続いて甲六の次男も急死、音澄家には次々と凶事が起こる。音澄家に陶磁会社を乗っ取られた自勝院家の恨みは今も消えず、復讐の呪詛を黒猫に吹き込んでいるという。一連の惨事は怪猫の仕業か。死者の血を舐め魔性と化した黒猫が人を襲う。現代に甦る化猫ミステリー。

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