白紙の殺人予告状
単身赴任で独り暮しが始まった風見淳太郎にとって、最大の悩みは“退屈”だった。なにせ酒は飲めない、スポーツは嫌い、ギャンブルも体質的に駄目とあっては時間の潰し様が無いではないか。ふとした事で他人の手紙を盗み読みした瞬間、無上の悦楽を感じますますその悪癖にのめり込んで行く。しかしそれが連続殺人につながり警察の目が光り出す…。
単身赴任で独り暮しが始まった風見淳太郎にとって、最大の悩みは“退屈”だった。なにせ酒は飲めない、スポーツは嫌い、ギャンブルも体質的に駄目とあっては時間の潰し様が無いではないか。ふとした事で他人の手紙を盗み読みした瞬間、無上の悦楽を感じますますその悪癖にのめり込んで行く。しかしそれが連続殺人につながり警察の目が光り出す…。