小説むすび | 松本清張ジャンル別作品集(4) 法廷ミステリ

松本清張ジャンル別作品集(4) 法廷ミステリ

松本清張ジャンル別作品集(4) 法廷ミステリ

トモ子の許嫁、宗一が殺人の主犯として逮捕された。事件当夜、宗一と寝ていたトモ子は、宗一が部屋を空けていた時間があったにも拘らず宗一と一緒にいたと証言する。一審二審と宗一は有罪になるが、トモ子は一貫して宗一のアリバイを主張。裁判は最高裁まで進み、差し戻される可能性が出てきた。そこでも、これまで通りの証言をするつもりのトモ子だったが、ある事を知り、心理に微妙な変化が起きる(「脊梁」)。ジャンル別作品集第4巻は「法廷ミステリ」。裁判や法律を扱いつつ、著者ならではの人間ドラマ5編を収録。

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