小説むすび | 左近 浪華の事件帳 影の泣く声(3)

左近 浪華の事件帳 影の泣く声(3)

左近 浪華の事件帳 影の泣く声(3)

著者

築山桂

出版社

双葉社

発売日

2019年1月10日 発売

四天王寺の境内で、東儀左近はぼろを着た三十半ばの女に「死んだ息子の仇を取ってほしい」とすがりつかれた。聞けば、廻船問屋・長浜屋のべか車に轢き殺されたのだが、役人が金で丸め込まれ、車力も長浜屋も無罪になったという。難波宮からこの方、千年以上も大坂の民を陰で守り続けてきた“在天別流”の姫である左近は、事件を調べ始める。すると、なぜか京都所司代・水野忠邦の家臣が左近の周りをうろつき出し…。シリーズに待望の新作、書き下ろし長編第3弾!

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