ファミコン探偵倶楽部
その日、ボクは激しい頭痛とともに目ざめた。気づくとそこは、見知らぬ部屋のベッドの上。どうやら崖から転落して気を失っていたところを、通りがかりの男の人が助け、自分のベッドに寝かせてくれたらしい。礼を言おうとしたボクは、恐ろしいことに気づいた。自分がどこの誰なのか…。ボクは、自らの筆跡で残されていた“明神村・綾城”というメモを頼りに、記憶をとりもどすべく、その村を訪ねた。そこでボクは自分が少年探偵であり、綾城商事の会長であった故・綾城キクの死因について調査を依頼されていたことを知るのだが…。