プロ野球ファミリースタジアム(vol.3)
向かうところ敵なしの快進撃でファミスタリーグを制覇したナムコスターズ。もはや戦う相手もなく、勝利者の孤独にひたったいたぴぴ監督のところへ突如、挑戦状が舞い込んできた。宣戦布告してきたのは、日本球界の生き神様、ドクタードン哲春。彼が率いるウルトラオールドスターズは、往年の名選手ばかりの集団。すでに現役を引退した選手たちとはいっても、くさっても歴代名選手。ドクタードン哲春の不敵な笑いも何か秘策があってのことだろう。さあ、もうすぐプレイボール。なんだかとんでもない試合展開になりそうな予感がするのだが…。
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なんと、万年最下位と言われ続けたナムコスターズが、ペナントレースで優勝してしまった!球界、マスコミは騒然。他の13球団の主力選手たちは悔しさのあまり自分たちでオールスターズを結成し、ナムコスターズに果たし状を叩きつけた。今年から監督専任になったぴぴは、「やってやろうじゃないの、ぼくらの優勝はぜえったいまぐれなんかじゃないぞ、オールスターズだろうがなんだろうが、束になってかかってきやがれ!」とひとり気炎をはくが、球団の名誉を賭けたこの対戦の結果やいかにー?再び、華麗な“ぴぴマジック”は見られるのか。 1989/04/01 発売