小説むすび | オリーブたちのアブない放課後

オリーブたちのアブない放課後

オリーブたちのアブない放課後

アタシ、野原菜摘。本日づけで、私立白蘭学園一般コースに転校してきました、中学2年生デス。ここ、白蘭学園は、日本でも有数のハイソな学校。当然、少女たちの憧れの的。アタシも、ものすごーく憧れて入ったんだけど…。この学校、なんか変。お金持ちの子だけ優遇されてて、アタシたちみたいなフツーの子にはすっごく冷たいの。制服からして違うんだから。その白蘭学園に、宝石泥棒が現れたの。ミステリー大好きで、トラブル研究会に籍を置くアタシとしては、これはもう放っておけませんわ。トラ研の名誉にかけても、この事件、アタシが解決してみせます。

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