小説むすび | 抱きしめて、硝子の花

抱きしめて、硝子の花

抱きしめて、硝子の花

著者

藍川京

出版社

リヨン社

発売日

1992年12月1日 発売

春の日が沈みかける長谷部邸の広壮な庭、ひとり息子の翔一は、これから一つ年下の弟となる圭に初めて出会った。まるで秘密の花園に迷いこんできた少女のような妖しく儚げな美しさを湛えた圭に、翔一の心は騒ぐ。何かが起こる…。あまりにも美しすぎる幻の花のような姿に、そんな予感すら覚えるのだった-。

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