小説むすび | 沈黙の守護神

沈黙の守護神

沈黙の守護神

西暦一九四〇年秋。戦乱の渦が全地球を覆おうとする、その時…。世界は日英VS米独という奇怪な勢力構造によって統べられていた。英国本土航空戦に敗退したドイツ第三帝国総統兼州知事ヘスは、停滞状況を打破すべく、新鋭戦艦“ビスマルク”を米国本土へと回航させる。迎え撃つは“フッド”“ロドネー”そして“金剛”“陸奥”の戦艦部隊-。一年後、日英連合艦隊は総力をあげてハワイ真珠湾を奇襲した!一方、アイスランドを無血占領した米大西洋艦隊は一挙に南下を開始し、ここに第二次ジェットランド沖海戦の火蓋は切られたのである。混沌とした世界を裏で牛首る実業家ヒトラーは不気味に頬を歪めた。彼が胸中に秘めた世界を掌中にする策とは、いったい何か?大西洋に寧日なし!!大河架空戦記、待望の続刊、ここに登場。

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