小説むすび | 剣鬼、疾走す

剣鬼、疾走す

剣鬼、疾走す

人を斬って斬り覚えよ!-天正八年、桑名の暴れん坊の船頭だった十七歳の善吉を拾い上げ、善鬼と名のらせて剣の技を授けたのは、誰あろう一刀流の開祖・伊藤一刀斎影久その人であった。師との流浪の旅に明け暮れ、天賦の才に目覚めた善鬼は、次第に凄絶な剣鬼と化していく…。柳生一門と並び称され、将軍家の指南役として名高い、当時最強と謳われた小野次郎右衛門の出自の謎を背景に、独自の視点から描き出されていくまったく新しい剣豪像。峰版時代活劇の真骨頂。

関連小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP