小説むすび | やわひだ探り

やわひだ探り

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江戸を捨て、佐倉で寺子屋の師匠として暮らす旗本の次男坊・結城拓馬は、新勝寺門前の大店・成田屋の一人娘はつと狂おしいほどのひとときを過ごし、成田で暮らすことを考えはじめる。そんな拓馬の様子から、別れの日が遠くないことを察した寄宿先の立花家の妻・鈴が忍んできて、激しく拓馬を求める。さらに、二人の痴態を盗み見ていた鈴の娘・綾も褥に引き込んで、ときのたつのも忘れた三つ巴の妖しい蜜戯が繰り広げられる…。好評「やわひだ」シリーズ第3弾。

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