小説むすび | 蛇蠍の捨蔵十手修羅

蛇蠍の捨蔵十手修羅

蛇蠍の捨蔵十手修羅

草履でどすどすと、剥き出しの尻を踏みつけたー腕っこきだが、下手人を挙げる荒っぽさから“蛇蠍”と忌み嫌われる岡っ引きの捨蔵。強請りたかりもお手の物。信じるものはこの十手のみ。そんな悪党より悪党の俺でも許せねえ奴がいる。先代を殺った野郎に、落とし前はきちっとつけさせてやる。先代の形見、一尺九寸の仕掛十手が、江戸の闇に唸りを上げる。悪漢ヒーローが活躍する新シリーズ第一弾。

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