小説むすび | 翔ぶ少女

翔ぶ少女

翔ぶ少女

出版社

ポプラ社

発売日

2016年3月31日 発売

「とんでもない子やな、君は。
ほんまもんの『ニケ』みたいや」
“勝利の女神”と同じ名を持つ少女が起こした、
あまりにもやさしい奇跡ーー

1995年、神戸市長田区。震災で両親を失った小学一年生の丹華(ニケ)は、兄の逸騎(イッキ)、妹の燦空(サンク)とともに、医師のゼロ先生こと佐元良是朗に助けられた。復興へと歩む町で、少しずつ絆を育んでいく四人を待ち受けていたのは、思いがけない出来事だったーー。『楽園のカンヴァス』の著者が、絶望の先にある希望を温かく謳いあげる感動作。【解説/最相葉月】

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