毒をもって僕らは
高校生の木島道歩は、尿路結石で入院していた病院で16歳の誕生日を迎えた。またみんなに馬鹿にされる…。そんな木島に同じ年頃の少女が声をかけてきた。「ねえ、君にお願いがあるんだ」-。不治の病とたたかう綿野、親のプレッシャーで暴走する矢野、ワケアリイケメンの斎藤ら、不遇の高校生たちが「生きる証」を打ち立てようと、嘲笑と裏切りを突き抜けて進んでいく。第11回ポプラ社小説新人賞受賞作。
高校生の木島道歩は、尿路結石で入院していた病院で16歳の誕生日を迎えた。またみんなに馬鹿にされる…。そんな木島に同じ年頃の少女が声をかけてきた。「ねえ、君にお願いがあるんだ」-。不治の病とたたかう綿野、親のプレッシャーで暴走する矢野、ワケアリイケメンの斎藤ら、不遇の高校生たちが「生きる証」を打ち立てようと、嘲笑と裏切りを突き抜けて進んでいく。第11回ポプラ社小説新人賞受賞作。