小説むすび | 蒼い海のトリスティア

蒼い海のトリスティア

蒼い海のトリスティア

遠い昔から海上貿易の要として繁栄し「海の宝石」と称えられてきた美しい都市。ですが…それも今は昔。十年ほど前に起きたドラゴンの襲来で、街は本来の輝きを失ってしまったのです。トリスティアの人々は、街の復興に一生懸命励みました。ですが、やることなすこと、すべて裏目。かえって街はさびれる始末。万策尽きた街の人々は、数々の滅びかけた都市を甦らせたという、伝説の発明家「大工匠プロスペロ・フランカ」にトリスティアの再建をお願いすることにしました。そして、待ちに待った大工匠プロスペロ到着の日…街の港に降り立ったのは、たったひとりの女の子だったのです。プロスペロは自分の代わりに、新米工房士のナノカをよこしてきたのでした。

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