小説むすび | kaze no tanbun 特別ではない一日

kaze no tanbun 特別ではない一日

kaze no tanbun 特別ではない一日

【概要】
この本はあなたの本棚のために特別に作られました──。
西崎憲がプロデュースする短文集シリーズ〈kaze no tanbun〉第一弾。現代最高の文章家17人が「特別ではない一日」をテーマに、小説でもエッセイでも詩でもない「短文」を寄せました。作品同士が響き合い、まるで一篇の長編作品のようにも読めるかつてない本です。

【kaze no tanbunとは】
「自分の生涯においてこれを作ったと自慢できる本を作りたい」。日本翻訳大賞の発起人であり、電子書籍レーベル「惑星と口笛ブックス」主宰、そして文芸ムック『たべるのがおそい』編集長をつとめた西崎憲の発案からスタートした、全篇新作の「短文」アンソロジーシリーズ。「短文」とは「小説でもエッセイでも詩でもない、ただ短い文。しかし広い文」(西崎氏)。全3冊を予定。シリーズ通してブックデザインは奥定泰之。
山尾悠子 「短文性について1」
岸本佐知子「年金生活」
柴崎友香 「日壇公園」
勝山海百合「リモナイア」
日和聡子 「お迎え」
我妻俊樹 「モーニング・モーニング・セット」
円城塔  「for Smullyan」
皆川博子 「昨日の肉は今日の豆」
上田岳弘 「修羅と」
谷崎由依 「北京の夏の離宮の春」
水原涼  「Yさんのこと」
山尾悠子 「短文性について2」
円城塔  「店開き」
小山田浩子「カメ」
滝口悠生 「半ドンでパン」
高山羽根子「日々と旅」
岡屋出海 「午前中の鯱」
藤野可織 「誕生」
西崎憲  「オリアリー夫人」

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