小説むすび | 月山妖幻殺人行

月山妖幻殺人行

月山妖幻殺人行

出版社

勁文社

発売日

1989年8月1日 発売

春スキーで賑う月山で、凍死した中年男の死体が発見された。だが、地元の警官隊が現場に到着したときには、あったはずの死体は忽然と消えていた。状況から判断して、消えた死体の身元は、鶴岡市役所農務課長の紺野秀一と推定されたものの、死体の行方は杳として知れなかった。紺野の妻・由岐は、死体発見者の一人である貝原佐緒里を介して盲目の郷土史家・実相寺禅堂に助力を求めた。だが禅堂と佐緒里が調査をはじめたとたん、ふたりは異形の山伏の集団に襲いかかられた…。出羽三山に根強く残る民間信仰に題を取った、書下ろし長篇ミステリー。

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