小説むすび | 白衣のふたり

白衣のふたり

白衣のふたり

著者

斎藤澪

出版社

勁文社

発売日

1991年11月1日 発売

小諸久美子は、27歳のベテラン看護婦。葬式の帰りという喪服の4人が、交通事故の重傷患者として運ばれてきた。3人は滝川建設の社員で、残る1人は好意で葬儀場から乗せた男。その男は付添婦・石室嘉代に『金子』と名乗って死亡した。だが、それは偽名で、滝川建設のライバル東丸不動産のエリートだったことが判明。しかも、東丸側は男の行動を否定した。やがて、石室が失踪し、滝川建設の社員が殺される。久美子は石室の子を預かって、事件の解明に挑むのだが-。書下ろし長篇サスペンス・ミステリー。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP