小説むすび | 黒白の十字架

黒白の十字架

黒白の十字架

出版社

勁文社

発売日

1994年5月10日 発売

一人の銀行員がマンションの一室でゴリラに刺し殺された。血の海となった惨劇の現場には、書きかけの日記が。しかし、被害者の自筆による日記は、その日に限って横書きで記されていた。渋谷署のベテラン巡査部長夏目邦雄は、その謎にこだわった。被害者は、なぜ日記を横書きにしたのか。やがて、犯人から新たな殺人を示唆する奇妙なクロスワードパズルが送り届けられた。本文のレイアウトそのものが事件を解くヒントになっている、前代未聞の横書きミステリー登場。

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