小説むすび | お嬢様がいないところで

お嬢様がいないところで

お嬢様がいないところで

名家として政財界に広く名が知られる道明院家の可憐お嬢様は、見目麗しく頭脳も明晰。そのうえ人一倍ある好奇心の赴くまま事件に首を突っ込んでは、それがどんな難事件であっても必ず解決してしまう“お嬢様探偵”なのであった。この物語は、とても素敵な可憐お嬢様が、関わった事件を次々と鮮やに解決していく様を描いた華麗なる事件簿ーではなく。傍若無人で勝手気ままなお嬢様に振り回されながらも誠心誠意お仕えする三人の男たちが、お嬢様の縦横無尽な活躍の裏で否応なしに蓄積した疲れを、とっておきの甘味で癒やす…そんな日々を描いた物語である。

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