小説むすび | 峠を越えて

峠を越えて

峠を越えて

著者

最上裕

出版社

本の泉社

発売日

2025年9月1日 発売

大企業で思想差別と闘ったIT労働者の自伝的小説

「思想干渉への反発の代償は空しい窓際人生だった。正義を目指す仲間の友情と利己的な欲求の間で、もがき、よろけながら峠を越えてきた。」(帯文より)
一 悩みの始まり・・・5
二 青春のミカン狩り・・・16
三 夢の架け橋・・・24
四 黒い海・・・31
五 上京・・・38
六 山に登って、なぜ悪い・・・43
七 逆流の時代・・・61
八 川に沿って・・・72
九 兄弟以上の絆・・・78
十 自己申告面談・・・82
十一 あさやけ・・・87
十二 別れの手紙・・・98
十三 ブレスレット・・・101
十四 門前カンパ・・・104
十五 父の願い・・・115
十六 オフィスオンピュータ・・・120
十七 ICのロット不良・・・123
十八 会費制結婚式・・・131
十九 えっ、テニスサークル・・・137
二十 後輩たち・・・140
二十一 新工場建設へ・・・145
二十二 学童クラブ・・・153
二十三 変化の予兆・・・156
二十四 面談での昇格要求・・・159
二十五 郷愁・・・172
二十六 第二の人生へ・・・177
二十七 斜陽・・・179
二十八 病魔は突然に・・・187
二十九 奇跡の血流回復・・・198
三十  涙の早期退職・・・204
三十一 離党の選択・・・209
三十二 別れた道の先に・・・215
三十三 ハヤブサの帰還・・・222
三十四 一万人のリストラ・・・228
三十五 希望退職面談・・・232
三十六 最終出勤日・・・239
三十七 薬の副作用・・・240
三十八 桜八幡の大祭・・・246
三十九 異変・・・257
四十  地域のビラ配り・・・260
四十一 人権の旗を掲げて・・・262
四十二 最後のメール・・・267
四十三 不当解雇撤回の闘い・・・273
あとがき・・・278
解説・・・280

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