小説むすび | グリムノーツ

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僕らは生まれたときから、一冊の本を与えられる。生きる意味、運命、それらすべてが記された戯曲ー『運命の書』。その『運命の書』に従い、僕らは生まれてから死ぬまで、『運命の書』に記された役を演じ続ける。それがこの世界のひとびとの生き方。だからさ、教えて欲しいんだ。空白の頁しかない『運命の書』を与えられた人間は、いったいどんな運命を演じて生きていけばいいのだろう?

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