小説むすび | ヴェルシュタイン公爵の再誕〜オジサマとか聞いてない。〜

ヴェルシュタイン公爵の再誕〜オジサマとか聞いてない。〜

ヴェルシュタイン公爵の再誕〜オジサマとか聞いてない。〜

女優になる為邁進していた主人公は、ある日突然、理由も分からないまま死んでしまう。
 それは、とある神様の手違いだったのだが、問題はその後。
 彼女は何故か、異世界の貴族、しかも、悪役顔のクールビューティな、“オジサマ”に憑依していたのだった...。
 え?、死んで蘇ったら賢人?、何それ?ファンタジー?
 傀儡になりかけの王、暗躍する宰相、そして、見ず知らずの知人達。
 しかもこの肉体、最悪で有名な豚公爵とあだ名される男性のものだった。
 とにかく持ち前の演技力と機転、そして、肉体に遺された知識だけで切り抜ける。
 頭の中では大パニック、外面はクールに、なんとか生きろ、がんばれオジサマ、負けるなオジサマ。
 これは、オタクですらない頭の弱い女子が、一欠片も知らないとあるRPGに良く似た世界で、チートなオジサマとして生きなきゃならなくなった、なんか可哀想(笑)なお話です。

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