小説むすび | 朱太后秘録 私が妃だなんて聞いてませんが!(1)

朱太后秘録 私が妃だなんて聞いてませんが!(1)

朱太后秘録 私が妃だなんて聞いてませんが!(1)

「シュヘラ姫は序列二位である妃になると決まりました」
「……他の国の姫も妃に置くということですか?」
 癸氏は再び首を横に振る。
「否。シュヘラ姫のみが妃となります」
 
巫覡の力のせいで冷遇されて生きてきた王女シュヘラ。
朝貢の道具として、瓏帝国へと嫁ぎ後宮に入ることになるが、まさかの序列二位! なのに皇帝からは初夜に『愛さない、抱かない』と宣言されてしまい──!?

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